「腎陽虚」(じんようきょ)と「腎陰虚」(じんいんきょ)
「腎陽虚」(じんようきょ)と「腎陰虚」(じんいんきょ)
「腎」の精気である「腎気」は、さらに二つに分けられます。
「腎陽」と「腎陰」です。
私のイメージでは、
「陽」は形の無いもの、エネルギー
「陰」は形の有るもの、物質
ですから、
「腎陽」は、体を温めたり、機能させたりするエネルギーのおおもと。
「腎陰」は、体をうるおわせ、栄養する物質。
「腎気」が充実しているだけでなく、
「腎陽」と「腎陰」の二つがバランスしていることも大切です。
「腎陽虚」と「腎陰虚」
腎陰に比べて腎陽が不足している状態を「腎陽虚」
*「虚」(きょ)とは衰えた状態を示します。
腎陽に比べて腎陰が不足している状態を「腎陰虚」といいます。
腎陽虚
腎陽虚は、エネルギーが不足し、
- 足腰がだるい
- 下半身に力がない
- 下半身が冷える
- 夜中にトイレに起きる
- おしっこの出やキレが悪い
といった症状が現れやすくなります。
腎陰虚
腎陰虚は、うるおいや栄養が不足し、
- のぼせやすい
- 目が疲れやすい
- 目がかすむ
といった症状が現れやすくなります。
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