血行を良くする漢方 | 駆瘀血(くおけつ)、活血(かっけつ)
漢方で血液の流れが悪くなってしまった状態を「瘀血(おけつ)」と言います。
瘀血を取り除く効果のある(血流をスムーズにする)漢方薬を、
駆瘀血剤(くおけつざい)とか活血剤(かっけつざい)などといいます。
瘀血(おけつ)とは
瘀血とは、血液の流れが悪くなり、滞りやすくなった状態です。
俗にいう「ドロドロ血」の状態が瘀血です。
参考記事
活血のはたらきのある漢方薬の成分
活血力のある漢方薬の生薬成分としては、
「丹参(たんじん)」
「川芎(せんきゅう)」
「芍薬(しゃくやく)」
「紅花(こうか)」
などがよく知られています。
瘀血は「気(き)」の滞(とどこお)りが原因になることも
瘀血は、ストレスなどによって気が滞ったことが原因で起こることがよくあります。
「気」の滞りを「気滞(きたい)」といいます。
気滞には「木香(もっこう)」「香附子(こうぶし)」などがもちいられます。
参考記事
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